本日のおさらい
ハウテレビジョンは2-10月期(3Q累計)経常は26%増益で着地というヘッドラインが流れていました。
残念ながら指値に届かず買えませんでした。
さて、明日の注目はビジョナル (4194)。就職売り手市場と見ているので本日も人材関係です。
クラウドを活用した会員制転職サービス「ビズリーチ」などを展開するビジョナル。人材市場の動向や企業の採用活動の変化などが業績に影響するため、それらの動向も加味して分析する必要があります。
2025年7月期は、主力の「ビズリーチ」はプロフェッショナル人材への需要が底堅く、堅調に推移する見込みです。人材管理クラウド「ハーモス」の規模拡大も続くようです。マーケティング費用、人件費増加を吸収し、営業利益は続伸する見込みです。
では、会計士の視点からビジョナルの決算を詳しく見ていきましょう。
まず、直近の決算資料を確認します。2024年7月期決算短信によると、売上高は前年同期比で増加、営業利益は増益となっています。
次に、国内外での評価を調べてみます。
国内では、ビジョナルは、人材紹介サービスのリーディングカンパニーとして、高い顧客満足度と豊富な求人情報が評価されています。
海外では、ビジョナルは、まだ事業展開を行っていませんが、グローバル人材の需要増加を背景に、海外進出の可能性も検討されています。
不祥事などの要因については、特に大きなものは見当たりません。
市場予想については、堅調な業績と成長性から、強気の見方が多いようです。
以上の分析を踏まえ、期近の決算内容がポジティブかネガティブかを4段階で評価すると、「4」と予想します。
理由は以下の通りです。
- 売上高、営業利益ともに増加傾向にあり、成長性も期待できます。
- 「ビズリーチ」と「ハーモス」の両サービスが好調です。
- 国内で高い評価を得ており、今後の事業拡大も見込まれます。
総合的に判断すると、今回の決算も市場の期待を上回る可能性が高いと考えられます。
ただし、注意すべき点もあります。
今後の景気動向や人材市場の変化、競争激化などのリスク要因は、ビジョナルの事業にも影響を与える可能性があります。
これらのリスク要因を考慮した上で、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
今回の決算発表では、以下の点に注目すると良いでしょう。
これらの情報から、ビジョナルの今後の業績見通しを判断する材料が得られると考えられます。